2017年12月8日金曜日

さわんどのお味噌

なかなか更新していないこちらのブログ、
3年目の再オープンを機に、「さわんど」のお店で販売している商品を、
商品案内とは別に、さらに詳しく 紹介させて頂くことにしました。

今回紹介させて頂くのは、「お味噌」です。

「さわんど」のお味噌は、3月から4月に仕込みます。
材料は、家族で育てた大豆(粒ほまれ)と
自家製のお米で作った麹とオーストラリアの湖の塩。
 
お味噌作りは、一家総出。
子ども達が小さかった頃は、力仕事になる大豆を練るのは大人の仕事でしたが、
今では子ども達が主力です。

仕込んだ味噌は、木樽に入れて、近くの川原で選んだ石を重石にして、
カビがつかないように笹の葉で蓋をし、風通しの良い日陰で寝かせています。
 
そしてそのまま夏を越します。
この夏を越える、というのがお味噌が美味しくなるポイントと言われていて、
自然の温度がある程度かかることで、 発酵が進み、味も香りも深まります。
発酵していない味噌は、麹と大豆の香りがそれぞればらばらにある感じがします。
 
ひと夏超えた味噌は、もう味噌として食べられますが、
寒さが深まるころまで待つと、ずいぶん味も違います。
 
仕込んでから1年ちかくたった味噌の味は、
あっさりしています。
こちらの方が食べやすいという方もいらっしゃいますが、
これをそのままもう1年寝かせ、2夏超えると、
さらにゆっくりと発酵が進み、ぐんと味が深まります。
 
私達家族は、この2夏超えた味噌の方が好みです。




味噌を作り始めて20年近くになりますが、
新しい樽を開ける時は、いつもドキドキです。
 
重石を取り除き、木樽のヘリをきれいにして、
味噌を守っていた笹と表面を覆っている「たまり」を2/3ほどすくいとり、
表面を少しヘラでかくと、下からできあがりのお味噌がでてきます。

この写真は、樽を開けたばかりのお味噌の写真で、
色が薄い方が1夏超えたもの、色が濃い方が2夏超えたものです。
こうして比べてみると、ずいぶん違うものですね。

今年「さわんど」では、この2つのタイプのお味噌を販売しています。
どちらもそれぞれ味よく仕上がっていますので、
どうぞお試しくださいね。

さわんどのお味噌

  900g~4kg 1011円~
  900g~4kg 1133円 ~

<保存方法>
 発酵食品です。暖かい所においておきますと発酵していきます。届きましたら冷蔵庫で保管してください。


 http://shop.sawando.net/













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