2017年12月18日月曜日

縄文クラッカー どんぐりこ

 今回ご紹介するのは、おやつやおつまみにおいしいクラッカーです。

おやつに果物や芋類もいいけれど、やっぱり小麦粉のおやつはおいしい♪

私達が子育てを始めた20年くらい前に比べたら、
天然酵母のパン屋さんやより甘さを抑えたり、
材料にこだわったナチュラル・オーガニック系のおやつを作るお店は
とってもたくさん増えました。

そういうお店で美味しいものを買って食べる楽しみもありますが、
自分で家族のためにおいしいおやつが作れるのは、やっぱり楽しいことです。

これまでもいろんなクッキーやパンを作ってきましたが、
アレンジはしているものの、色んな方のレシピを参考にしたり、
我が家ならではの味、ということではありませんでした。

それが、このどんぐりを使ったクラッカーを作るようになって、
これはなんだか私達らしいなあ、と思うようになったのです。

バターや乳製品が入っていない焼き菓子で
どんぐりがたっぷり入っていて、
しかも砂糖や蜂蜜などの甘味料が入っていない。

さらに今年石窯が完成したので、石窯焼きです。

作り手は我が家の長男、Fu♪



どんぐりを割り、石臼で挽き、材料を合わせて、石窯の火力調整をして、
クラッカーに仕上げるまで
すべての工程を1人でやっています。

今年から販売した分のお会計は、彼のふところに入ることになりました。





 さて、材料にしているどんぐりですが、
まず家族全員で拾いにいきます。

このいで立ちは、かなり目立ったかと思われます。

 

 公園をお散歩中の人達やお掃除の方など、たくさん方から声をかけられました。
みなさん、これを食べるというと一様に驚かれていました。




ところで、どんぐりはアク抜きが大変と言われています。


私たちが使っているのは、マテバシーの実で、
他のどんぐりに比べるとアク抜きが簡単です。



大釜でしっかり茹でます。

茹でた後、しっかり乾燥させたいので、
大きな網に広げて、数日天日乾燥させます。


(2年前の写真。)




このクラッカー、
荒く挽いたものと、細かく挽いたものを混ぜているのも、
ポイントになります。



噛むほどに、やさしいどんぐりの味わい、
やさしい甘味が口の中に広がります。


材料は、なるべく安心して頂ける国産素材を使っています。
(どんぐり粉、 国産小麦粉(四国産)、カホクの菜種油、オーストラリア産湖塩、さわんどの湧き水)


お子さんのおやつに、ティータイムに、お酒のおつまみに、
どうぞお試しください♪


縄文クラッカーどんぐりこ 1パックあたり7個入り 312円

<保存方法>
 直射日光の当たらないところで保存して、1か月以内のお召し上がりください。開封後は湿気ますので、お早めにどうぞ。

 http://shop.sawando.net/

乾麺うどん

今回は、うちで育てた小麦を加工してもらっている、乾麺うどんのご紹介です。

娘が持っている右側が太麺。左側が細麺タイプ。

いずれも、黒澤製麺所さんのところで作ってもらっています。
 




小麦の種類は「ユメセイキ」。
友達から紹介してもらって育てるようになった、中力粉タイプです。
リンクで紹介されているように、アミロースの割合が低いため、粘り気が強くなり、
うどんにした場合、弾力性とつるつる感のあるおいしいうどんが作れるとのこと。

私達が小麦を育てるようになって、10年以上になります。
品種は数年おきに更新し、自分達の暮らしに合うものを探していました。

これまでは、収量は多いけれど、背が高くなり収穫が大変なものや、
早生のもの、晩生のもの、強力タイプに近くてパン作りに合うもの、
いろんな小麦を育ててきました。

子ども達がうどんを打つようになって、
おいしいうどんができる小麦の種が欲しくなり、探していたところ、
このユメセイキを紹介してもらったのです。


 私達が育てている小麦を乾麺に加工してもらうようになったことにも、
少しいきさつがあります。
 

 小麦を育てて、自分達で粉を挽き、自家製のパンやうどんを作る、
というのは、自給の暮らしを進める中でやりたいことの1つで、
それで私達も小麦を育てるようになったわけですが、
ここで一番の問題になるのが小麦の精白でした。

家庭用に販売されている粉ひき機は、
小麦の皮の部分と白い内側の小麦粉に分けるのに、大変時間がかかってしまうのです。
半日かけて500gの精白小麦がやっととれる、ということですと、
なかなか続きません。

そこで大抵小麦を作っている人は、小麦粉を挽いてくれる製粉所に出すのですが、
うちの場合、強い蕎麦アレルギーがあるため、蕎麦も扱っているところに
小麦をだすことができません。
(一度出したところ、やはり反応がでてしまうことがわかりました。)
 
蕎麦アレルギーがあるのに、そば処の長野県に移住したという時点で、
そもそもチャレンジャーだったのですが、(笑)
やはり県内の製粉所で蕎麦を扱っていないところは探しても皆無でした。

せっかく自分達で小麦を育てたのに、食べるところまでたどり着かない、
と思って困っていた時に、知り合いから黒澤製麺所を紹介してもらいました。

普通製麺所での加工となると、
何百キロ以上というロットでなければ受け付けてくれないのですが、
黒澤製麺所では、60kgと少ない量でも受けてくださいます。
(少し割高になりますが、30kgでもOKです。)

また、こだわりの塩やお水を使ってほしければ、小麦といっしょに梱包すれば、
それも使って作ってもらえます。

私達の場合も、そうやって塩と湧き水を送って作ってもらっています。

そしてなにより安心なのが、蕎麦の混入がないように気遣ってもらえることです。

黒澤製麺所さんとは、かれこれ10年以上のおつきあいとなりました。
丁寧な応対をしていただいて、毎年大変感謝です。
全国あちこちから私達と同じように小麦を育てている人達から注文がくるので、
最近は1か月先くらいまで、予約でいっぱいだそうです。


 今年収穫できた小麦の量は200kg近くあり、畑の面積から考えれば豊作でした。
種まきを終えたあと、このうち大部分を乾麺にかえ、
醤油の麴用と、パンやクッキーを焼く時の全粒粉用にとっておいて使います。

霜が強く降りるようになって、今年蒔いた小麦の麦踏も始まりました。
カモシカとの知恵比べも同時に・・笑。


冬の寒い日、太麺で作るあったかい煮込みうどんは最高ですし、
さっと茹でられる細麺で、さらさらゆでうどんで食べるのも お手軽でお勧めです。





沢渡のうどん 1パックあたり250g 416円

(3パック、5パック、10パックセットで販売中)

<保存方法>
 直射日光の当たらないところで保存してください。品質が保てるようにエイジレスを入れてあります。

<利用方法>
 太麺 ゆで時間10分 
    別茹でしても煮込みにしても両方楽しめます
    味噌、醤油、あんかけ、焼うどんにしても。

  細麺 ゆで時間5分  
    別茹でしてそのままつけ汁をかけても、
    茹でて水でしめて温めなおしても。
    温かい季節は、ざるうどんもお勧めです。 

 http://shop.sawando.net/

              





2017年12月13日水曜日

さわんどのお餅



 今回ご紹介するのは、お餅です。
 
 お餅を販売するようになって気づいたのは、
 お餅って意外と人気な食材なんだな、ということです。 
 
 
我が家でも子ども達はお餅は大好きなので、よく搗いて、とせがまれます。
 
 
お米を栽培するようになって数年後、もち米の栽培も始めました。
 
 
もち米を栽培するようになって、お餅を搗きたければいつでも搗ける状態になり、

なんて豊かなんだろう、と思った覚えがあります。
 
 
 
もち米を栽培してるメリットは、もう1つあります。
 
それは、玄米餅が作れることです。 
 

もち米を買っていた頃、近くに糠つきのもち米を売っているお店がなかったので、

搗くお餅はいつも白いお餅でした。
 


白いお餅もあっさりもちもちしていて、それはそれで美味しいですが、

普段からお米を玄米に近い分搗きで食べている我が家にとっては少し物足りなくて、
成長期の子ども達には、お餅なのに腹持ちが悪いと言われてしまいます。 

 
玄米餅は、お米を玄米で食べるより食べやすいのが特徴かなと思います。

焼いた時の香ばしさや、味わい、
 
こちらに慣れてしまうと、もう戻れない感じです。笑
 
 
 
 
 
お餅を作る時、我が家ではもともと他の材料も混ぜることが多いです。
 
冬の間は、おやつや、足りない主食の補充に
ほぼいつもお餅が焼けば食べられるように搗いてあるので、
 
そうすると、やっぱり同じだと飽きてしまう、ということもあって、
雑穀や豆類、ごまや、時々芋類など、余ったもの、その辺の瓶に収まっているものを
入れています。 



それをさわんどで販売しているお餅にも生かしてあります。
 
 
 
 
 
シンプルな玄米餅、雑穀餅、古代米入り餅、大豆餅、と種類があるのは、
そうした私達の暮らしの中で生まれたもので、その中で、
どなたでも美味しく感じられるものを選んでいます。 
 
玄米餅  シンプルにもち米のみで搗いてあります。
雑穀餅  たかきび、もちあわ、えごまなどを入れています。 
古代米餅 濃いピンクのお餅。おめでたく紅白で楽しむのもお勧めです。
大豆餅  大豆の甘味がお餅に合います。 
 
 
 
< お客様からのご感想 >
 (頂いたメッセージの中から、ご本人にお断りして掲載しています。)
 
(W様より) 
 
ここ数年、このお餅を注文するのが我が家の楽しみになっています。
毎回なにを選ぶか娘と相談しているのですが、
私はやっぱり雑穀入りで、娘は大豆入りになり、
結局今年もそのパターンになりました。
 
(S様より) 
 
玄米もちを焼いたときのお米の甘さと大豆のふくよかな香りは、
ついついニタニタしてしまいました。
噛み締めるほどに口じゅうに香りが広がって、幸せでした。
生命力のあるものを身体にいれると、活力が沸いて来るものですね。
食べるって幸せだなーと、改めて感じました。
 
 
Wさん、Sさん、ありがとうございます。
毎年待たれている味を作っていると思うと、励みになります。
食べるって幸せって、ホントそうですね。
 
 
 
さわんどのお餅 各2080~2180円  

玄米餅、雑穀入り餅 古代米入り餅 大豆入り餅

<保存方法>
 届きましたら、ビニールの線を目安にカットしてください。(固くなると切りにくくなります)保存は冷蔵庫の場合はお早めに、冷凍して保存することもできます。
 量は1升分です。発送時の都合で、ビニールのサイズを少し小さくしていますが、その分厚みがあります。

 <利用方法>
 焼きもちや、お汁粉、宝袋や揚げ餅など、用途に合わせて、お好みの方法と味付けで食べてください。


 http://shop.sawando.net/

えごま油

今回は、私達が育てた荏胡麻を使って搾った「荏胡麻油」をご紹介します。


今年も金色に輝くえごま油が完成しました。

以前は自家製(といってもオーダーで作ってもらった物)の油搾り機 で、
少しずつ油を搾っていましたが、
3年前から地元にある加工所に出して、瓶詰めしてもらっています。

荏胡麻油の効用については、あちこちで言われていますので、
ここでは私達のえごま油がどのようにして仕上がったか、というお話をします。


 荏胡麻はとても生命力が強くて、育てやすい作物です。
きっと日本の風土に合っているのでしょう。
繁殖力が旺盛で、間引きして畝の横に倒しておいても、
数日以内に雨が降れば根を張り、たちまち復活します。

私達が20年近く種を継いで育てている荏胡麻は、白荏胡麻という品種で、
油が採れる量は黒荏胡麻より少ないのですが、
香りや質は良いものができるそうです。
荏胡麻は種だけでなく、葉も美味しく食べられます。
しそ科で栄養価も高く、葉野菜が少ない夏に重宝します。

 

秋になり、葉が黄色くなって、全体茎まで色あせてくる頃、
収穫期を迎えます。
全体の色が茶色くなってくるものから順に、
ハサミで枝を切り、収穫していきます。
 

束にして、ハザに干し、そのまま10日ほど乾燥させ、
脱穀します。

私達はモーター式の大豆の脱穀機を使っています。
収穫量が少ない頃は、足踏み脱穀機を使っていました。
荏胡麻を育てて、選別するまでの工程で、この脱穀が一番大変です。
家族みんな、全身粉塵で真っ白になりながら、
数日かけてこの脱穀作業をします。

脱穀が終わったら、笊と唐箕で塵ゴミをとばし、
洗ってきれいにします。

荏胡麻は軽いので、洗うときれいに石と分別できます。

洗った荏胡麻をしっかり乾燥させて、ようやく油の加工の工程になります。

炒ると、油の量は増えるのですが、酸化がはやまるので、
私達の荏胡麻油は、生のまま搾っています。

搾る方法は、シンプルな圧搾法です。

1kgのえごまから搾れる油の量は300mlほど。荏胡麻は軽いので、
体積で比較すると、ほんとうにぽっちり。
私達は油を作るようになって、油が貴重で贅沢な食材なことを、
改めて感じるようになりました。


 ところで、私達が油を作りたいと思ったきっかけ、もう1つの理由は、
息子のアレルギーでした。

我が家の長男は、幼い頃アレルギー体質で色々な食材に反応がありましたが、
特に油に対する反応が強かったです。

酸化したものはもちろん、
搾る過程で添加物の入っている市販で売られている油を摂ることがあると、
(加工過程で使われる添加物は表示義務がないため、裏ラベルには表示されていません)
必ず皮膚がただれ、1か月近く治りませんでした。
授乳中でしたので、私が食べても反応がでました。

材料をただ搾っただけ、という工程で作れた油を選んだり、
食べる油について気にするようになって、
息子のアレルギー反応もおさまっていきました。

そうした経験から、私達にとって油選びは大切なものになり、
自分達で油を作るということができるようになった時の喜びは、
とても大きなものでした。

油は料理を美味しくし、私達の健康を保つのに大切な食材です。
納得した油選びをする中で、私達の作った油を選択してくださる方がいらっしゃるなら、
私達としてもとても嬉しいです。




さわんど 生搾り荏胡麻油  1本あたり、130ml  1560円

<保存方法>
 荏胡麻油は光や熱に弱いので、開封するまで冷暗所で保存してください。
 開封しましたら、冷蔵庫に入れて、2週間以内にご使用になることをお勧め しています。 

<利用方法>
 生のまま搾っていますので、その味や香りを楽しんでいただくためには、そのまま生でお使いいただくのがお勧めです。
私達は、パンにつけたり、ドレッシングにしたり、パスタにからめたりして使っています。


 http://shop.sawando.net/


2017年12月10日日曜日

手づくりこんにゃくセット

今回は、今年初登場の「手作りこんにゃくセット」の紹介です。

お豆腐や梅干しは作ったことはあるけれど、こんにゃくは初めてという方や、
こんにゃく芋ってどんなお芋なのか、実際見たことがなかったり、
そもそもこんにゃくがお芋から作られていることもご存じない方も、
たくさんいらっしゃると思います。

15年ほど前まで、私自身がそうでした。

こんにゃくを作るまで、私の中でこんにゃくは食材の中で脇役的存在で、
おでんや煮物に少し入れる程度。
こんにゃく独特の匂いは嫌いではないけれど、
取り立てて好きな食材でもありませんでした。

それがこんにゃくを自分で手作りするようになって、すっかり変わりました。
初めてゆでたてを薄く切り分けて醤油をたらして食べた時の驚きと感動♪
今まで自分がこんにゃくだと思っていたものはなんだったんだろう?
というくらい、食感も香りも違いました。

こんにゃく芋を育てるようになってからは、
こんにゃくも、他の野菜と同じように旬があることも知りました。

こんにゃく芋は、里芋と同じように春に植えて、秋に収穫し、春まで保存します。
だからこんにゃくの旬は、秋から春なのです。
芋を薄切りして乾燥させて粉にする、という方法で1年間食べることもできるそうですが、
なかなか手間のかかることで、うちでは試していません。

こんにゃくを作るようになってから、
こんにゃくは、おかずの主役のような存在感がでるようになりました。
お客さんに出しても喜ばれますし、なにより家族全員大好きです。
生のままお刺身感覚で食べるのも美味しいですが、
煮物に使っても味がしみやすく、炒め物にしてもおいしいです。

そんなこんにゃくを、ぜひ皆さんにも食べて頂きたいですし、
実際自分で作る楽しさをたくさんの方と分かち合いたいと思って、
こんにゃく芋をたくさん育てることにしたのは、3年前。

そう、こんにゃく芋は、小さな種イモが500gくらいの手ごろなサイズになるまで、
3年もかかるんです。

こんにゃく芋は、他の農産物と同じように農薬や化学肥料を使わずに育てています。

ネットを検索すると、手作りこんにゃくセットはいくつか販売されていますが、
無農薬の生のこんにゃく芋を使った手作りこんにゃくセットは、
もしかするとここでしか買えないかもしれません♪



こちらがセットの内容です。
こんにゃく芋と、凝固剤、作り方レシピが入っていて、
それに試食用のこんにゃくが1玉がついています。

レシピには500gのこんにゃく芋で作る作り方を書いています。

ご注文頂いた方からの感想 

 
(セットについていたこんにゃくを食べた感想を送ってくださったSさんより)
 
受け取った瞬間の高揚感は、なんともいえないものでした。
さっそく開封し手作りこんにゃくを食べさせていただきました。
今まで食べていたものとは別物でした。
 お恥ずかしながら手作りのこんにゃくを人生で初めて食べました。
(是非本物が食べたくてこんにゃくキットを依頼!!)
今までこんにゃくって全く芋っぽさがないなーと違和感をもっていました。
でも、今回いただいたこんにゃくを食べさせてもらって
やっぱりこんにゃくって芋だ!と感じました(笑)
香りとか、とろみとか、食感。全てが初体験でした。
是非これを目指して、こんにゃく作りにトライします! 
 
 
(実際レシピを使ってこんにゃく作りをされたYさんより) 
 
こんにゃくは一度作ってみたかったので、
詳しいレシピ付きですぐ作れるセットはとても嬉しかったです。 
早速つくってみましたが、お椀に入れて冷ました後、
思った以上にやわらかくて、これはもしかして失敗かしらとドキドキしましたが、
ゆでたらちゃんとかたまったので、安心しました。
こんにゃくってこんな風にできるんだ~!とワクワク楽しい時間でした。
レシピに書いてあったからし酢味噌を作ってつけて味見したら
おいしくておいしくて、コンニャク丸々二つ分、勢いで食べてしまいました。
たくさんできましたが、ほんとにぺろりでした。
子どももおいしい!とたくさん食べていました。 
 
 
  
(こんにゃくの感想として Aさんより)
早速こんにゃくを刺身で、味噌をつけて食べましたが、柔らかさにビックリです!
あとモチモチ感もあるんですね。
切った断面をみて味も良く染みそうなので今度は煮てみます。 
 
 
 
 

 
 
 
Sさん、Aさん、ありがとうございます。
ぜひSさんのように、この機会に手作りこんにゃくにトライしてみてくださいね♪

無農薬のお芋で♪ 手づくりこんにゃくセット  1040円

http://shop.sawando.net/items/8982350

<保存方法>
 こんにゃく芋は他の芋に比べて傷みやすく気温や湿度の影響を受けます。
届きましたら、新聞紙をとり、風通しのよい涼しい場所に保存して、傷み始める前にお使いください。(発送時に気づかなかった小さな傷や転がった影響などで傷み始めます)扱いはそっとお願いします。


<利用方法>
 詳しくはセットに入っているレシピに書かれていますので、そちらをお読みください。

 

2017年12月8日金曜日

辛味調味料 唐辛子麹


 今回ご紹介するのは、味噌と同じく発酵調味料、「唐辛子麹」です。

自家製の辛味調味料があるといいなと思って作り始めたのは、
まだ私達がなかやに暮らし、宿を営んでいた頃。

子どもが産まれると、子どもに合わせておかずをピリ辛に作ることはなくなります。
最初のころはそれでもよかったのだけど、
元来ピリ辛好きとしては、だんだん物足りなくなっていき、
子育て中のお客さんや友達に聞いてみると、割と共通な思いを持っていて、

七味や一味もいいけれど、
豆板醤やかんずりや柚子胡椒のようなペースト状のものが欲しい。

おかず全部に混ぜるのではなくて、辛くしたい大人が、
あとで自分のお皿で加えられるタイプ。

それから試行錯誤を繰り返してできたのが、この唐辛子麹です。


最初の頃は「食べるラー油」のイメージで醤油や油を入れたり、
柚子やごまを加えたりしていたのですが、
どんなおかずやお汁でも合わせやすいように、
だんだんシンプルな味をめざすようになりました。
  
ということで、「唐辛子麹」の材料は、
名前のまんまで、唐辛子と麹と塩だけで作っています。

材料は、もちろん自家製です。
唐辛子は2年前まで肉厚で辛すぎない韓国唐辛子を種を継いで作っていましたが、
昨年から、知り合いから勧められた北信の在来品種を使っています。
麴は味噌作りの時に仕込むもので、お米から栽培したものです。
塩は汚染の少ないことを考えて、オーストラリアの湖の塩を使っています。

作り方は簡単。
夏の間に収穫した唐辛子を 生のまま種をとって粉砕し、
量に合わせた塩と混ぜ合わせておきます。
そのまま麹を作る時期まで保存し、3月に麹を作った時に合わせ、
ひと夏越して完成させます。


麹が入ることで、味噌と同じように気温が上がってくるとしっかり発酵します。

寒さが安定してきたころが、仕上がり時期となります。

今年からパッケージをチャックつきのスタンドタイプのものに変えました。
量と値段は昨年と変わっておらず、1パックあたり200mlほどあります。


さわんど 辛味調味料 唐辛子麹  1パック 220g 437円

<保存方法>
 発酵食品です。暖かい所においておきますと発酵していきます。届きましたら冷蔵庫で保管してください。

<利用方法>
 辛味づけに。湯豆腐や鍋、漬物作り、カレーやパスタやスープの辛味など、なんでも合います。ごはんのともにする方も。さらに柚子の皮などの香りものを加えても合います。

 http://shop.sawando.net/





さわんどのお味噌

なかなか更新していないこちらのブログ、
3年目の再オープンを機に、「さわんど」のお店で販売している商品を、
商品案内とは別に、さらに詳しく 紹介させて頂くことにしました。

今回紹介させて頂くのは、「お味噌」です。

「さわんど」のお味噌は、3月から4月に仕込みます。
材料は、家族で育てた大豆(粒ほまれ)と
自家製のお米で作った麹とオーストラリアの湖の塩。
 
お味噌作りは、一家総出。
子ども達が小さかった頃は、力仕事になる大豆を練るのは大人の仕事でしたが、
今では子ども達が主力です。

仕込んだ味噌は、木樽に入れて、近くの川原で選んだ石を重石にして、
カビがつかないように笹の葉で蓋をし、風通しの良い日陰で寝かせています。
 
そしてそのまま夏を越します。
この夏を越える、というのがお味噌が美味しくなるポイントと言われていて、
自然の温度がある程度かかることで、 発酵が進み、味も香りも深まります。
発酵していない味噌は、麹と大豆の香りがそれぞればらばらにある感じがします。
 
ひと夏超えた味噌は、もう味噌として食べられますが、
寒さが深まるころまで待つと、ずいぶん味も違います。
 
仕込んでから1年ちかくたった味噌の味は、
あっさりしています。
こちらの方が食べやすいという方もいらっしゃいますが、
これをそのままもう1年寝かせ、2夏超えると、
さらにゆっくりと発酵が進み、ぐんと味が深まります。
 
私達家族は、この2夏超えた味噌の方が好みです。




味噌を作り始めて20年近くになりますが、
新しい樽を開ける時は、いつもドキドキです。
 
重石を取り除き、木樽のヘリをきれいにして、
味噌を守っていた笹と表面を覆っている「たまり」を2/3ほどすくいとり、
表面を少しヘラでかくと、下からできあがりのお味噌がでてきます。

この写真は、樽を開けたばかりのお味噌の写真で、
色が薄い方が1夏超えたもの、色が濃い方が2夏超えたものです。
こうして比べてみると、ずいぶん違うものですね。

今年「さわんど」では、この2つのタイプのお味噌を販売しています。
どちらもそれぞれ味よく仕上がっていますので、
どうぞお試しくださいね。

さわんどのお味噌

  900g~4kg 1011円~
  900g~4kg 1133円 ~

<保存方法>
 発酵食品です。暖かい所においておきますと発酵していきます。届きましたら冷蔵庫で保管してください。


 http://shop.sawando.net/













12月1日より再オープン

こちらのブログでのお知らせが遅くなりましたが、
12月1日より、ねっとショップ「さわんど」を再開しました。

我が家の小さなネットのお店「さわんど」も、今年で3年目となりました。

以前は自然食品屋さんに卸して販売していましたが、
小さくても自分達のお店を始めることにしたのは、
私達家族が育ててきた作物たちや、それを原材料にして作る加工品を
欲しい方に直接お届けしたい、と思ったからです。

そして家族の日常を書いているアメーバブログ「きらきらひかる」で
時々畑のことを綴っているのは、
記録としても書いていますが、
うちのものを購入してくださるみなさんに、
手元に届くもの達がどのように田畑で育ち、
またそれを育てる私達が、どのように作物と向き合っているかということを、
感じてもらえたら、と思っているからです。

毎シーズン、作物それぞれには種まきから収穫までドラマがあり、
そうした過程も、その作物の今年の味や形となって現れてきます。

もちろん生産者として、できるかぎりみなさんに喜んで頂けるものに仕上がるように、
毎年畑で工夫したり、選別をしたりしていますし、
加工品もよりよいレベルのものに仕上がるように、
気持ちを入れて作っています。

自分達のお店を始めたことで、ご利用いただいた方から、
メールなどで直接ご感想を聞かせてもらえるようになったことは、
とても嬉しいです。

毎年購入してくださるので、自然とお名前を憶えた方も増えてきました。
 
そういうことが、畑を作る上での私の励みにもつながっています。


(ごはんが余ってたから、とお昼目指して作ってくれたチャーハン。かなり誇らしげ♪)



 さてここで、このお店にお休み期間があることについて説明します。

お店というと、通年在庫を持って販売しているものですが、
我が家の場合、そもそもそれほど大量に作っていないため、
3月にはほとんどのものが完売になります。

これもみなさんが注文してくださるおかげですし、
また、春から秋は田畑作業が多くて、
発送の準備まではとてもできないと思ってしまう私達にはちょうど良くて、
(生野菜の生産者さんって、ホントすごいと思う)

夏に収穫期を迎える藍の生葉を販売する以外は、
お店を開けているのは冬だけなんですよ、と、
このところお伝えすることにしています。




 ここからは、お店に並ぶ品々の紹介です。

 雑穀や豆類は、昨年は1か月たたないうちに完売してしまったので、
今年、全体作付量を増やしました。

値段は昨年と変わりありません。


(選別の終わった小豆)

 
加工品の数は、じわりとですが増えました。

生のまま圧搾したフレッシュな荏胡麻油は、
今年も加工してもらうまでたどりつき、金色に輝いています♪
(ナガタさん、今年もありがとうございます。m(_ _ )m)

昨年、小麦の加工が混みあっていて、お店にUPするのが大幅に遅れた乾麺うどんは、
昨日出来立てが届き、ぎりぎりセーフでオープンに間に合いました。
(黒澤さん、毎年ありがとうございます。m(_ _ )m)


 

 今年のニューフェイスは、こんにゃく芋。

小さな種芋から育ててきたこんにゃく芋が3年かけて
こんにゃくを1回作るのに手ごろなサイズのものに育ちました。

手作りこんにゃくは絶品で、
我が家の冬の間のお楽しみの1つ。

この自分で作る楽しさを 皆さんとシェアできないかなあと考えて、
お芋の販売とは別に、手作りセットも準備することにしました。


農産物ではもう一つ、お野菜セットも初登場予定 ♪
これは急に思いついてしまったため、
準備が間に合ってません。数日内にUP予定です。
日頃私達が自家用に作って食べている野菜達が、
今年いつもより多めに収穫できたので、
食べてみたい方にお分けしたいと思っています。

お楽しみに~♡

また、サイズが1つ1つ違うため(1kgから3kg)、送料の設定が難しく、
お店にはのせていませんが、
少し前にブログで紹介したかぼちゃも、まだもう少し残っています。
私達が種取りを続けてきた品種で、
ほくほくで充実した味わいのあるタイプです。
個数やキロ数でご希望をお伝えください。

お値段は1kg216円。
 
なおかぼちゃと合わせて他の商品を送ってほしいという方がいらっしゃいましたら、
買い物かごでお買い物する前に、個メールでお問合せください。
メールアドレス sawando@ja3.so-net.ne.jp


書いていたら、
今日もとっても長くなってしまいました。

最後までお読み頂きありがとうございました。m(_ _ )m