なかなか更新していないこちらのブログ、
3年目の再オープンを機に、「さわんど」のお店で販売している商品を、
商品案内とは別に、さらに詳しく 紹介させて頂くことにしました。
今回紹介させて頂くのは、「お味噌」です。
「さわんど」のお味噌は、3月から4月に仕込みます。
材料は、家族で育てた大豆(粒ほまれ)と
自家製のお米で作った麹とオーストラリアの湖の塩。
お味噌作りは、一家総出。
子ども達が小さかった頃は、力仕事になる大豆を練るのは大人の仕事でしたが、
今では子ども達が主力です。
仕込んだ味噌は、木樽に入れて、近くの川原で選んだ石を重石にして、
カビがつかないように笹の葉で蓋をし、風通しの良い日陰で寝かせています。
そしてそのまま夏を越します。
この夏を越える、というのがお味噌が美味しくなるポイントと言われていて、
自然の温度がある程度かかることで、 発酵が進み、味も香りも深まります。
発酵していない味噌は、麹と大豆の香りがそれぞればらばらにある感じがします。
ひと夏超えた味噌は、もう味噌として食べられますが、
寒さが深まるころまで待つと、ずいぶん味も違います。
仕込んでから1年ちかくたった味噌の味は、
あっさりしています。
こちらの方が食べやすいという方もいらっしゃいますが、
これをそのままもう1年寝かせ、2夏超えると、
さらにゆっくりと発酵が進み、ぐんと味が深まります。
私達家族は、この2夏超えた味噌の方が好みです。
味噌を作り始めて20年近くになりますが、
新しい樽を開ける時は、いつもドキドキです。
重石を取り除き、木樽のヘリをきれいにして、
味噌を守っていた笹と表面を覆っている「たまり」を2/3ほどすくいとり、
表面を少しヘラでかくと、下からできあがりのお味噌がでてきます。
この写真は、樽を開けたばかりのお味噌の写真で、
色が薄い方が1夏超えたもの、色が濃い方が2夏超えたものです。
こうして比べてみると、ずいぶん違うものですね。
今年「さわんど」では、この2つのタイプのお味噌を販売しています。
どちらもそれぞれ味よく仕上がっていますので、
どうぞお試しくださいね。
さわんどのお味噌
900g~4kg 1011円~
900g~4kg 1133円 ~
<保存方法>
発酵食品です。暖かい所においておきますと発酵していきます。届きましたら冷蔵庫で保管してください。
http://shop.sawando.net/
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